もし “I’m sorry” と英語で謝られたら何と答えますか?
「気にしないで」「気にしてないよ」と英語で咄嗟に言えれば、相手との仲もぎくしゃくしないで済みますね。
今回は英語で “I’m sorry.” と謝罪された時の返事を、許せる時と許せない時の場合で合わせて19個ご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
“I’m sorry.”の返事19選!許せる時と許せない時も
1、No problem(s).
「問題ないよ」で、「気にしてないよ」「大丈夫だよ」を意味します。
カジュアルには “No probs!” とも言います。
I’m sorry. I’ve totally forgotten to call you.
(ごめんなさい。すっかり君に電話するのを忘れていたよ。)
No problem.
(問題ないよ。)
2、No worries.
「心配しないで」で「気にしていないよ」のニュアンスとなります。
“No worries.” はカジュアルな言い方なので、丁寧に言う場合は “Don’t worry about it.” と言います。
I’m sorry. I didn’t bring anything even though it’s a home party.
(ごめんなさい。ホームパーティーなのに何も持って来ていないんだ。)
No worries. I’m happy with just you coming.
(心配しないで。来てくれただけで嬉しいわ。)
3、It’s all good.
「問題ないよ」「大丈夫だよ」の意味とほぼ同じです。
ネガティブな意味はなく、使いやすい表現です。
I’m sorry I’m late.
(遅くなってごめんなさい。)
It’s all good!
(問題ないよ!)
4、It’s/That’s ok.
「大丈夫です」の意味で、”I’m sorry.” の返事としてもよく使われます。
言い方によっては、まだ許していない場合もあります。強い口調で投げやりに “It’s/That’s ok.” と言われたら注意してください。
I’m sorry to interrupt you.
(邪魔してごめんなさい。)
It’s ok.
(大丈夫ですよ。)
5、It’s fine.
同じく「大丈夫です」の意味です。これも言い方によっては、まだ許していないことにもなるので気を付けてください。
I’m sorry to leave the rice, I’m so full.
(ごはんを残してしまいすみません。おなかがいっぱいで。)
It’s fine.
(大丈夫ですよ。)
6、It’s not a big deal.
「大きな問題ではない」で、「たいしたことないよ」「大丈夫だよ」の意味として使われます。
I’m sorry for the spelling mistake.
(スペルを間違えてしまい、すみません。)
It’s not a big deal.
(大したことじゃないよ。)
7、No need to apologize.
「謝る必要はないよ」の意味として使います。
I’m so sorry. I can’t remember your name.
(ごめんなさい。あなたの名前が思い出せないのです。)
No need to apologize. Actually, same here.
(謝る必要はありません。実は、私もです。)
8、Never mind.
「気にしないで」「大丈夫だよ」「何でもないよ」の意味として言えます。
言い方によっては怒っている場合もあるので気を付けましょう。
I’m so sorry, I lost the book (that) you lent me.
(ごめんなさい。あなたが私に貸してくれた本を失くしてしまいました。)
Never mind. I’ve already read it.
(気にしないで。もう読んだ本だから。)
9、It happens.
直訳「それは起こる」で、「よくあることだよ」の意味となります。
I’m sorry that I broke your tea cup.
(ごめんなさい、あなたのティーカップを割ってしまったんだ。)
No worries, it happens.
(心配しないで、よくあることだから。)
10、It doesn’t matter.
「問題ない」「重要なことではない」の意味で「気にしないで」「かまわないよ」「大したことないよ」の意味として使います。
I’m sorry. I shouldn’t have said that.
(ごめんなさい。あんなこと言わなければよかった。)
It doesn’t matter.
(大したことないよ。)
11、I accept your apology.
直訳は「あなたの謝罪を受け入れます」の意味で、許したことを意味します。
I apologize about yesterday.
(昨日のことを謝ります。)
I accept your apology.
(受け入れますよ。)
12、Apology accepted.
こちらも「謝罪を受け入れます」の意味で、「分かりました、許します」のようなニュアンスです。
もとの文は、“Your apology is accepted.”(あなたの謝罪は受け入れられました)となります。
I am really sorry about last night.
(昨晩のことは、本当に悪かった。)
Apology accepted.
(謝罪を受け入れます。)
13、I forgive you.
そのまま「あなたを許します」で、「いいですよ」「構いませんよ」の意味となります。
“I accept your apology.” “Apology accepted.” との違いは、謝罪をされていなくても言えるということです。
I’m sorry about what I did.
(私がしたことについて謝ります。)
I forgive you.
(許しますよ。)
14、Please don’t let it happen again.
直訳は「もう二度と起こさせないでください」で、「もう二度としないでください」の意味となります。
let it happen:それを起こさせる、起こるのを許す
I’m sorry that we broke your windows.
(窓を割ってしまってごめんなさい。)
Please don’t let it happen again.
(もう二度としないでください。)
15、Forget about it.
「それについては忘れてください」の意味で、「気にしないで」「もういいよ」のニュアンスを含みます。
“about” は省略され、”Forget it.” と言う場合もあります。
“Let’s forget about it.” と言えば「もうこのことは忘れましょう」となります。
I’m sorry for breaking your glass.
(あなたのグラスを割ってしまってごめんなさい。)
Forget about it. It was so cheap in any case.
(もうそのことは忘れて。すごく安かったものだから。)
16、Thank you for your apology.
そのまま「謝ってくれてありがとう」となります。
“apology” は名詞で「謝罪」の意味です。
I sincerely apologize about last time.
(前回のことを心から謝ります。)
Thank you for your apology. Let’s forget about it!
(謝ってくれてありがとう。もう忘れましょう!)
★許していない場合の返事
17、You should be.
「謝って当然だ」の意味で、“You should be sorry.” とも言えます。
”You should be.” と厳しく言ってから、”but I forgive you.” と言って許す場合もあります。
I’m so sorry.
(本当にごめんなさい。)
You should be. You are always late.
(謝って当然よ。あなたはいつも遅れるんだから。)
18、I don’t care.
「気にしていません」の意味ですが、「私には関係ない」「どうでもいい」「興味がない」のような意味が含まれる表現なので使う時は注意が必要です。
I’m really sorry about yesterday.
(昨日のことは本当にごめんなさい。)
I don’t care.
(どうでもいいよ。)
You are still angry with me…
(まだ君は僕に怒っているんだね…。)
19、Sorry doesn’t cut it.
「ごめんじゃ済まない」という意味です。
cut it:うまくいく、成功する、効果的である、水準に達する
「“sorry” では水準に達しない」で、「ごめんじゃ済まない」の意味となります。
I’m sorry, mom. It won’t happen again.
(ごめんなさい、お母さん。もうしません。)
Sorry doesn’t cut it. How many times do I have to tell you?
(謝って済むことじゃありません。何回言わなきゃいけないの?)
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回紹介した “I’m sorry.” の返事に、言い方によってはまだ許していない言い方になってしまうものもあります。
・It’s/That’s ok.
・It’s fine.
・Never mind.
・Forget it.
これらの表現は言い方によっては、投げやりな「もういいよ」の意味ともなってしまうので、注意が必要です。
言い方によってネガティブな意味になることは、日本語でも同じことが言えますね。
言葉を覚えるだけでなく、態度や言い方にも気を付けてみましょう。